EG-360 1972年製 これぞグレコレスポールの初期型 ギブソンの写真から型を起こしたと言われているやつですね。探せば38000とかでまだ手に入るようですね。個人的には、10倍の価値は、あると思ってます。触った感触は、ヴィンテージギターですからね。 1972年には、横井庄一さんの帰還、連合赤軍あさま山荘事件、札幌オリンピック開催、ニクソン訪中、川端康成の死去、沖縄返還、ウォーターゲート事件、田中角栄内閣の発足、パンダの初来日など、日本国内や世界で様々な出来事があったそうです。中学3年の頃ですね、ビートルズ解散、サイモンとガーファンクル明日にかける橋、LED ZEPPELIN、ディープパープル、グランドファンク。衝撃的な時代にデビューしたギターですね。
楽器にどれだけ思い入れが有るかで引き手の心が揺さぶられるんですよね。思い入れのある人が弾くのとただの当時の低価格ギターだと思って弾くのでは、音色も違ってくるんですよね。ストラディバリも作られた当時まさか300年後にこんなに高値がつくなんて思っていなかったはず。レスポールだってあの人達の名演がなければ当時作られた楽器でしかない。
EG-360だってそれなりの音色を持ったいいギターですよ、当時の日本の家具職人の日が頑張って作っていたわけですからね。ある日突然10倍に跳ね上がってもおかしくないと思いますよ。
これと全く同じ仕様で一本作るとするとそのくらいの金額には、なっちゃうはず。
多分バイオリンもお手本になっていたのかもしれない。トップ材にホワイトしかもあが選ばれたことが偶然だったのだろうか? あと50年もすればこのギターの資料などは、消えてなくって伝説になるかもしれない。1972という年にデビューしたことが素晴らしいのかもしれない。
本家57~60年ってたまたま作っちゃってできちゃいましたみたいな・・・。日本の場合は、追いつけ追い越せで新しいものを自分たちでなんとか作り出そうとした結果?
このグレコレスポールには、運命を感じるし、ストラディバリに成りうる要素があるのかもと勝手に想像しています。
今ならまだ安価で現存していますよ。
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